アンケート調査票の構成方法
こんにちは、久保です。
アンケートを行う場合に必要となるのが、
「調査票」と呼ばれるシート。
この調査票の完成度で得られるデータの良し悪しは
大きく異なります。
いざ調査票を作成してみると思いのほか難しく、
「回答率がふるわなかった」
「想像とは違う調査結果になってしまった」
という経験のある方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、効果的な調査票を構成するポイントを
ご紹介します。
◆調査票の作成前に気をつけること◆
アンケートを行う際、「聞きたいことを並べるだけ」では
効果が薄くなってしまいます。
そうならないために、
どんなデータが必要なのか、事前に
はっきりとさせておくことが大切です。
集計方法には、単純に回答を集計するだけではなく、
項目同士を掛け合わせることで
項目ごとの関連性を調べられるクロス集計などがあります。
調査の目的を明確に決めた上で、
集計方法まで事前に考えておけば、
不足なく情報を収集することができるでしょう。
◆質の高い回答を得やすくするには◆
では具体的に、調査票をどのように構成していけば
質の高いアンケートができるのでしょうか。
まずは以下のポイントを押さえ、作成していきましょう。
<ポイント1:回答者の負担を少なくする>
まずは「答えやすさ」を念頭に置きましょう。
膨大な数の質問をひたすら羅列するだけだったり、
文字や画像の構成が見づらかったりすると、
それだけで回答者はストレスを感じてしまいます。
回答する気が失せてしまい、
適当に記入するか、あるいは未記入の項目を残して
提出してしまうかもしれません。
回答者の心理に配慮することはとても大切です。
<ポイント2:質問の並び順に配慮する>
〇×形式や単一選択式、1~5から選ぶ5段階評価式など、
「与えられた選択肢から選ぶだけ」にすることで、
回答者の意識は徐々にアンケートへ向くようになります。
まずは取り組みやすい設問からスタートし、
徐々に考える必要がある設問へと誘導するように
構成します。
加えて、関連する内容はできる限り
まとめて項目を設定することで、
回答者はスムーズに答えていくことができるでしょう。
<ポイント3:全体を整える>
回答者が矛盾なく答えてくれるとは限りません。
時には正確でない回答をしてしまうこともあるでしょう。
より正しい調査が行えるよう、
まずは似たような回答になる質問は統合するなど
シンプルな構成にします。
また、回答不要な場合は答えなくてもよいように
システムを組んだり、
「◯◯を選んだ方のみお答えください」といった
案内文を書いたりするなどの配慮も必要です。
質問に統一感を持たせることも大切です。
「単語の名称を統一する」「語尾を統一する」など、
一定のルールを持たせるようにしましょう。
◆調査票作成で気をつけること◆
回答率アップのためには、
回答者の心理に配慮することが大切です。
言葉の使い方を少し工夫するだけでも、
読みやすいアンケートに仕上げることができます。
基本的なポイントを押さえた上で、
自社の求めている情報と質問の内容がぶれていないか
などを確認しながら作成するとよいでしょう。
◆アンケート入力はプロにお任せください◆
回収したアンケートはすぐに集計、データ化し、
有効なツールに昇華することが重要です。
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