ブランド戦略でアンケートを効果的に使う方法
こんにちは、森田です。
買い物をする際、デザインや値段、機能など、
決め手となる条件は様々です。
では、仮にそうした条件が同じ商品が並んでいた場合、
何を基準に選ぶでしょうか?
人によっては、
「このメーカーなら信頼できる」「〇〇製のものが好き」
といった理由で購入を決める方もいるでしょう。
そうした信頼感や愛着といった、
企業や商品に抱くイメージが「ブランド」です。
ブランドイメージが良ければ、選ばれる可能性は高くなります。
反対に、ブランドイメージが悪いと、
どれだけ優れた商品でも選ばれにくいでしょう。
それだけ、「ブランド」には価値があるのです。
ブランドの価値を築くためには、マーケティングを行ない、
ブランド戦略を練る必要があります。
効果的なブランド戦略を打ち出すためには、
アンケートを行ない購買層の好みや関心を知るなど、
実際に消費者の意見を取り入れることが効果的です。
そこで今回は、ブランド戦略で
アンケートを効果的に使う方法をご紹介します。
◆ブランディングに有効なアンケート◆
ブランドマーケティングの効果をより高めるためには、
消費者が自社や自社の商品に抱いているイメージの「現状」を
把握することが欠かせません。
そこで、まずは以下の四つの項目を調査してみましょう。
<ブランド認知>
特定のブランドに対する、消費者の認識のこと。
これにより、ブランドが「どの程度」「どのように」
知られているか分かります。
長期間にわたり広く知られており信頼度が高いブランドほど、
ブランド認知度が高いといえるでしょう。
<知覚品質>
消費者が認識している、製品の機能・性能のほか、
信頼性やサービス、雰囲気などを含む全般的な品質のこと。
単なる認知度の高さではなく、同じカテゴリ内の他製品と比べ
た際に消費者が感じる優位性です。
<ブランド・ロイヤルティ>
ロイヤルティとは忠誠の意味で、直訳すると
ブランドへの忠誠心となります。
特定のブランドに対する愛着やこだわりのことを指し、
これが高いほど、消費者は他のブランドに
乗り換えにくくなります。
<ブランド連想>
特定のブランドをイメージして、そこから連想される全てを
指し、競合との差別化において重要な要素となります。
ポジティブなブランド連想を多く、強く顧客に持ってもらう
ことが、企業がブランド資産を高めるポイントです。
◆アンケート結果の分析◆
ブランド戦略でアンケート結果を活用するには、
情報の分析が必要不可欠です。代表的な分析方法として、
下記2つの方法が挙げられます。
<コレスポンデンス分析>
分析対象と基準となる属性項目等との関係性(類似性)を
二次元の同一マップ上に表現する分析手法です。
解析結果が視覚的にわかりやすく表現できるので、
自社と競合他社との比較にも使えます。
<重回帰分析>
二つ以上の要因があるとき、
どれがどんな影響を与えるか(寄与するか) 関係性を
分析する手法です。アンケート対象者が持つ
ブランドイメージをより正確に捉えることができます。
◆まとめ◆
ブランドの価値を築く第一歩は、的確なアンケートと
その結果を分析することからはじまります。
そして、アンケート調査とブランド戦略作成の作業を
1度だけで終わらせないことも大切です。
なぜなら、時代の流れとともにニーズや流行は移ろい、
会社や商品のブランドイメージも常に変化するためです。
そうした中、消費者から支持され続けるためには、
ブランドイメージを定期的に確認し、
調査結果を反映させていくことで、
企業に合ったブランド戦略を効果的に
立てることができるのです。
◆アンケート入力・集計はプロにお任せ◆
アンケートの結果は、正確なものでなければ
有用なデータとして扱うことはできません。
どれだけ膨大なデータが集まっても、
信ぴょう性が低いものでは、それを企業のブランディングに
つなげることは難しいでしょう。
また、正確なデータをどれだけ蓄積したとしても、
それを的確に分析しブランディングできなければ、
宝の持ち腐れになってしまいます。
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