効果的なWebアンケートを実施するためには?
こんにちは、久保です。
今回は、Webアンケートを実施する際のポイントをご紹介します。
はがきや封書といった紙媒体の場合、アンケートの到着や
集計に時間がかかるため、次のアクションまでに間が空き、
顧客とのつながりが途切れてしまう可能性があります。
一方、Webの場合は瞬時に回答が届くため、
アンケートの結果をすぐに活用することが可能です。
また、集計して顧客が閲覧できるようサイト上に公開するなど、
双方向的なコミュニケーションツールとしても利用できます。
ただし、紙媒体と比べ回答率が低いとされるWebでは
ポイントを押さえてアンケートを作成しなければ、
充分なデータを得ることはできません。
これからご紹介する点に留意しながら、
効果的なWebアンケートを作成・実施して、
マーケティングに活用していきましょう。
◆回答率アップのためにやるべきこと◆
調査方法にWebを用いる場合、当然ながら、
ユーザーのインターネット環境が整っていなければ
回答をもらうことはできません。
調査の対象者がシニア層の場合などは、本当にWebアンケートが
もっとも有効的な手法なのか、よく検討しましょう。
反対に対象者が若年層の場合、サイトをスマートフォンに
最適化することで、回答率が大幅にアップするケースもあります。
対象者の年齢層を考え、Webアンケートの実施が決まったら、
具体的に下記2点を意識しながらアンケートを作成しましょう。
<ポイント1:アンケートの目的を明確にする>
冒頭で述べたように、紙媒体と比べるとWebアンケートの方が
回答率が低い傾向にあります。
回答率を上げるための第一歩は、ユーザーに信頼してもらうこと。
まずは「満足度調査」「改善要望」など、
アンケートを行う目的や集めた情報をどのように利用するのかを
あらかじめ明示しておきましょう。
また、メールでアンケートの協力をお願いする際には
宛名を「お客様各位」ではなく個人名にすることで、
「自分の意見が必要とされている」と認識してもらえます。
<ポイント2:回答に時間がかからないようにする>
紙媒体では、紙の大きさなどから回答に要するおおよその時間を
判断できますが、Webアンケートではそれができません。
せっかくサイトまで誘導しても、質問数が膨大だったり、
いつ終わるのかわからない状態だったりすると、
途中で離脱されてしまう恐れがあります。
まずは「専門用語は簡単な言葉に置き換える」「質問数を絞る」
など読みやすさ・答えやすさを意識しましょう。
その上で「質問は全部でいくつあるのか」
「現在どこまで進んでいるのか」を明確にすることで、
サイトから離脱されてしまうのを防ぎます。
回答者は、必ずしも時間に余裕があるときに
アクセスしているとは限りません。
電車での移動中や、休憩時間中の数分を
使っている可能性もあります。
ユーザビリティを意識するということは、
アンケートにおいても重要なのです。
◆回答形式を意識しましょう◆
回答形式には、単一回答型や複数回答型、二項選択型など
さまざまな種類があります。
これらはチェックを入れるだけの簡単な形式ですので、
回答率アップにつながるでしょう。
一方で、自由記述式にもWebならではのメリットがあります。
それは「手書きと比べ回答に手間がかからない」ということ。
長文を書いたり、途中で内容を書き加えたりしやすいので、
顧客から具体的なニーズを引き出したいときに有効です。
<単一回答型・複数回答型>
いくつかの項目の中から、
回答を一つ選択するのが単一回答型、
二つ以上選択できるのが複数回答型です。
例えばアンケートの冒頭で性別や年齢を入力する際、
直接打ち込むのでなく、上記の形式を用いることで
キーボード操作が不要となります。
<二項選択型>
「はい」「いいえ」で答えられるような、
二つの選択肢から選ぶ方式です。
いきなり具体的な質問から入るのではなく、
最初は答えやすい内容にすることで
回答者の意識をアンケートに向け、
途中離脱を防ぐことができます。
◆煩雑なデータ集計は弊社にお任せ!◆
回答結果がすぐに届くのがWebアンケートの魅力ですが、
重要なのは集まった情報をいかに上手に活用するかということ。
ただ単に収集しただけでは、
その情報を充分に活用することはできません。
わかりやすく集計をとり、グラフや一覧表などに加工することで、
アンケートは御社だけの強力なマーケティングツールになるのです。
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