アンケート調査の種類はさまざま!どう選べばよい?
こんにちは、森田です。
突然ですが、皆様は「アンケート」と聞いて、
どのような調査方法を思い浮かべますか?
雑誌でよく目にするハガキでの読者アンケートをはじめ、
セミナー会場で行われる講演後のアンケート調査、
電話での世論調査など、その種類はさまざまです。
最近では、インターネットを用いた調査も増えてきましたが、
ハガキや調査票、電話・FAXによるアンケートもまだまだ多く、
「どの方法でアンケートを実施しようか…」と
お悩みのご担当者様もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、アンケート調査を「定量調査」と「定性調査」に分け、
それぞれどのような方法があるのかをご紹介いたします。
◆アンケートは、ほぼ定量調査?◆
定量調査とは、対象者からの回答を
数値として集計・分析する調査方法のこと。
決められた選択肢から回答を選ぶアンケートは、
すべてこの定量調査ということになります。
調査の結果が数値で現れるため
「全体の傾向がつかみやすい」
「結果をグラフでわかりやすくまとめられる」
といったメリットがあります。
アンケートの大半がこの定量調査で、その種類もさまざま。
ここでは、代表的な定量調査の方法についてご紹介します。
<電話調査>
対象者に電話で質問し、回答を集める調査方法です。
特に世論調査などで利用されることが多く、
電話機と調査員を手配すれば、いつでも実施できます。
なお、「電話で話す」という特性上、
質問の多い調査などには向いていません。
<郵送調査>
アンケート用紙の送付・回収を郵送で行う調査方法です。
電話調査とは違い、調査員を手配する必要はありませんが、
郵送物が放置されることで、調査が長引くことがあります。
<インターネット調査>
Webサイトを通じて回答を集める調査方法です。
専門の調査会社に依頼すれば手軽に実施できますが、
インターネット環境のない方からは回答が得られないため、
ターゲット層を選ぶ調査方法だと言えるでしょう。
<訪問留置調査>
調査員の訪問を通じてアンケートを依頼・回収する方法です。
調査員がその場で質問する「訪問面接調査(後述)」とは違い、
対象者にじっくりと考えて回答してもらえるというメリットがあります。
◆深く掘り下げたいなら定性調査を◆
定性調査とは、対象者個人の意見・考えなどを
詳しく調べたいときに用いる調査方法です。
定量調査と違い、多種多様な回答が得られる分、
「企業側が見落としがちな改善点が見つかりやすい」
というメリットがあります。
例えば、訪問面接調査(インタビュー調査)であれば、
対象者がその回答に至った経緯や理由を
深く掘り下げて調査することも可能です。
<訪問面接調査(インタビュー調査)>
文字通り、対象者に直接会って行う調査のこと。
調査員(インタビュアー)が対象者に質問し、
その回答を記載(もしくは録音)する形で進めます。
質問の意図が伝わりやすく、
詳しく調査できる点が最大のメリットです。
<行動観察調査>
対象者の行動(生活行動、購買行動など)を
観察しながら行う調査のこと。
質の高い調査結果が得られますが、
その分ハードルが高い調査だと言えるでしょう。
◆アンケートの入力・集計はお任せ!◆
上記のように、アンケート調査の種類は多岐にわたるため、
「どの方法にしようか…」とお悩みの方も多いと思いますが、
大切なのはアンケート調査の対象者を考えることです。
例えば、「高齢者の顧客満足度を調べたい」といった場合、
Webサイトへのアクセスが必要となるインターネット調査は不向きで、
電話調査や郵送調査の方が望ましいと言えるでしょう。
また、アンケート調査を実施する際、
担当者の頭を悩ませるのが「アンケート結果の集計」です。
アンケート入力・集計でお困りの際は、
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