アンケートの回答率を上げるための秘訣とは?
こんにちは、久保です。
商品やサービスの満足度をはじめ、
市場の動向、ニーズの変化を把握する手段として、
多くの企業・店舗が行っているアンケート調査ですが、
「なかなか思ったように回答率が上がらない」などと
お悩みのご担当者様もいらっしゃるのではないでしょうか?
また、仮に回答が多く集まったとしても、
「その他」の選択肢を選ぶ人や、
自由記入欄に何も書いてくれない人が多いと、
その集計結果から具体的な内容が把握できず、
せっかくの調査が無駄に終わってしまう可能性があります。
「毎回、アンケートの回答率が低い」
「アンケートを集計しても、いまいち傾向がつかめない」
といった場合、もしかしたら…
アンケートの設問に問題があるのかもしれません。
ここでは、アンケートの成果でお悩みのご担当者様に向けて、
「回答率が上がる設問の作り方」をご紹介いたします。
◆アンケートの回答率が上がる設問の作り方◆
アンケートの回答率アップに必要なのは、
答える人の立場になって設問を考えること。
「こんな質問をしたら、どう思うだろう?」
「この質問だったら、こう答えるかな?」
などと推測して作るだけでも、回答率は変わります。
具体的に、設問を作成するうえで
押さえておきたいポイントは下記の通りです。
<その1 わかりやすい表現・言葉を選ぶ>
これはアンケートに限らずいえることですが、
文章にあいまいな表現、難解な言葉があると、
それだけで読み解くのに時間がかかるもの。
アンケートで多くの人から回答を集めたいのであれば、
この「読み解く時間」を減らし、答えやすくする必要があります。
例えば、一般消費者を対象としたアンケートの場合、
業界特有の専門用語・略語などは使わずに、
消費者にも馴染みのある言葉を選ぶことが大切です。
また、どうしても外せない専門用語がある場合は、
注釈を入れて説明するとよいでしょう。
アンケートに答えてもらう相手の立場になって、
言葉選びに注意するだけでも、回答率は上がります。
<その2 設問の流れを考える>
アンケートの答えやすさを決めるのは、
設問に用いる「言葉や表現」だけではありません。
スムーズに答えられるアンケートを作るためには、
設問の流れを考え、適切な順番に並べることも大切です。
例えば、商品Aの満足度を調べるアンケートの場合、
「Aを知ったきっかけは?」
「どこでAを購入しましたか?」
「Aを使ってみて、どの点が気に入りましたか?」
「今後も引き続き、Aを使いたいと思いますか?」
などと、時系列(過去~現在~未来)で設問を並べると、
回答者が思い起こしやすくなり、回答率も上がります。
<その3 単一選択型の設問を増やす>
アンケートの回答形式にはさまざまな種類がありますが、
その中で最も答えやすいのは、
複数の選択肢からひとつの回答を選ぶ
「単一選択型(SA)」です。
「自由回答型(FA)」だと、ゼロから考えなければならず、
「複数選択型(MA)」だと、複数の選択肢から
該当するものをすべて選ぶ必要があるため、
どちらも単一選択型と比べて、
回答のハードルが高くなってしまいます。
すべての設問を単一選択型にする必要はありませんが、
できる限り、答えやすい回答形式を用意することも、
アンケートの回答率を上げるための秘訣です。
◆アンケート結果の入力・集計はお任せ!◆
「アンケートの回答率が低い」ということは、
「一部の回答者の意見しか収集できていない」ということ。
調査結果に偏りがある状態でアンケート結果を集計しても、
正確なマーケティングデータとして活用することはできません。
アンケートを実施する際は、その結果を有効活用するためにも、
今回ご紹介した「設問の作り方」をぜひ参考にしてください。
ただし、アンケートの設問を工夫して回答率を高めても、
その入力・集計作業にミスがあっては本末転倒です。
アンケート回収後に入力・集計を行う際は、
「入力精度99%」を誇る弊社のサービスをぜひご利用ください。