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最適なアンケートの作成方法(取り方)とは?

こんにちは、久保です。

 

現在、新商品の企画・開発、新規事業の立案、

出店エリアの選定など、さまざまな目的で

アンケートが行われている一方、

「最適なアンケートの作成方法」

「アンケートの取り方のコツ」については、

社内でうまく共有されていないケースも少なくありません。

 

特に、初めてアンケートを作成する際、

「どうやって質問を考えればいいの?」

お悩みの担当者も多いのではないでしょうか。

 

今回は、アンケート作成で悩まれている担当者に向けて、

質問文を考えるコツなどをご紹介いたします。

 

 

 

最適なアンケートの作成方法(1)
「まずは、アンケートの目的を考えること」

 

アンケートを実施する際は、

「そのアンケートの回答をどう活用するのか」という

アンケートの目的をしっかりと考えることが大切です。

 

アンケートで得られた回答は、

あくまでも、その目的を達成するために必要な「材料」。

何も考えずに漠然と材料(回答)を集めると、

「必要な情報(材料)が全く集められなかった…」

ということにもなりかねません。

 

また、質問の仕方で回答は大きく変わります。

目的に合わせて「いい材料」を集められるよう、

下記の事項を踏まえて、質問文を工夫しましょう。

 

 

 

最適なアンケートの作成方法(2)
「質問文はわかりやすく、簡潔に」

 

質問文を作成する際に重要なのは、

何よりもわかりやすさを心がけること。

 

「専門用語を使わずに、誰でもわかる言葉を選ぶ」

「できるだけ短く、簡潔な文章にまとめる」

「5W1H(誰が、何を、いつ、どこで、なぜ、どのように)を意識する」

 

この3つを踏まえて考えるだけでも、

アンケートの精度がぐっと高まります。

 

また、回答する相手の視点で考えることも大切です。

「こういう質問なら、こう答えるだろう」と

相手の立場になってシミュレーションしながら、

質問文をブラッシュアップしていくとよいでしょう。

 

 

 

最適なアンケートの作成方法(3)
「回答欄に“漏れ・重複”がないように」

 

全体集合を漏れなく、ダブりなく分類した状態

ロジカルシンキングの用語で「MECE(ミーシー)」といいますが、

回答の選択肢を考える上でも「漏れ」や「重複」がないように

気をつける必要があります。

 

わかりやすい例でいうと、商品の「好き」「嫌い」を問う際、

「どちらでもない」という選択肢が必要です。

もし「どちらでもない」という選択肢がない場合は、

選択肢に「漏れ」があり、正確な回答は得られません。

 

また、「漏れ」を防ぐために「その他」を追加する場合も、

「その他」以外の選択肢が少なすぎると、

「その他」に回答が集中してしまうので注意が必要です。

 

 

 

最適なアンケートの作成方法(4)
「アンケート用紙には“利用目的”を」

 

アンケートの目的を踏まえて質問を作成したら、調査スタート!

しかし、その前に注意すべきことがあります。

企業・店舗で独自にアンケート用紙を作成し、回答を募る際には、

回答者の不安をきちんと取り除けるよう、

アンケート用紙に「回答の利用目的」を明記しましょう。

 

<利用目的の記載例>

本アンケートでご回答いただいた内容は、

アンケートの集計・分析に利用いたします。

また、分析結果の公表等に伴い、

ご回答者が特定されることはございません。

 

 

 

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アンケートが集まってきたら、

集計・分析を行うことになりますが、

本業が忙しく、なかなか着手できないという方も多いでしょう。

 

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