アウトソーシングを導入することで業務改善できるポイント
こんにちは、木村です。
突然ですが、御社内での「人員配置」は適切でしょうか。
はじめは入念な下準備のうえ担当者を決定、もしくは都度
必要に応じて人材募集や人事異動を行っていたものの、
突発的な引き継ぎや、新規事業の立ち上げ等により、
次第に社内の業務が複雑化してしまうというケースは
少なくありません。
他にも、
「専門性の高い業務を任せられる社員がいない…」
「社員の入れ替わりが激しく、教育にコストがかかる…」
「コア業務に人員を割きたいが、人手が足りないし、
採用活動をする余裕もない…」
といった事情から、
やむなく現状に目をつむっている場合もあるでしょう。
そんな時に導入を検討していただきたいのが、
アウトソーシング(業務の外部委託)です。
これまで自社で行っていた専門性の高い業務や、
経理、物流といったルーティンワークを
外部に委託することによって、
業務の効率化以外にも様々なメリットが得られます。
◆アウトソーシング導入によるメリット◆
<その1>コア業務の強化
コア業務に人員を割く際に、
「業務のスリム化」が求められる場合があります。
特に長年勤めている社員の場合、
「入社以来、ずっと同じ業務を担当している」
ということも珍しくありません。
必ずしも専門性の高いものばかりではなく、
中には時間のかかるデータ入力や、
雑用に近い内容まで担当していることも。
「雑務に追われてコア業務に集中できない…」では、
会社の生産性が低下してしまう恐れがあります。
手順が定められている業務であれば、
アウトソーシングすることで社員の負担が軽減されるのと同時に
リソースをコア業務へと集中させることが可能です。
それにより会社の中核となっている
事業の競争優位性を高めることにつながります。
単純作業等をアウトソーシングすることで、
足並みを揃えやすくなるでしょう。
<その2>コスト削減
「人件費がある程度かかってしまうのは仕方のないこと」
と思っていませんか?
一般的に、「人件費=固定費」という
イメージが強いからかもしれません。
また繁忙期になると会社全体で残業時間が増えるため
さらに人件費が膨らみます。
その点、アウトソーシングであれば、
必要な時に必要な分だけ人件費をかけることができます。
すなわち、これまで削減が難しかった人件費を
変動費化することができるのです。
福利厚生や退職金も発生せず、
人材の採用や教育にかかる時間を省くことにもつながります。
<その3>高い専門性の確保
特に技術開発や運用においては、高い専門性が
要求されます。
長年にわたり、専門的な業務を担当していた社員が
退職・休職をしてしまうと、「即戦力」の社員が必要です。
また後任者が見つかるまでは、
既存の社員がコア業務との合間に担当したり、
業務を掛け持ちしたりすることになってしまいます。
しかしアウトソーシングを導入すれば、
安定して高い専門性を確保することができるのです。
さらに、アウトソーシングに伴い
それまで属人的だった業務をマニュアル化することで、
従来の手法を社内で共有し、
改善点などを洗い出すこともできます。
◆アウトソーシングで注意すべきこと◆
アウトソーシングの際には個人情報の保護、
セキュリティ管理、委託業者の監督など、
気を配らなければならない点が多数存在します。
また情報共有で外部の知識を積極的に取り入れ、
ノウハウを蓄積していくことが重要です。
弊社では様々な状況に応じて御社の業務をサポートいたします。
「社員の業務を把握しきれていない」
「プロジェクトの進行状況がわからない」
「社内業務を効率化したい」
など、お困りごとがございましたらまずはご相談ください。