応募ハガキをデータ管理することで見えてくる顧客の傾向
こんにちは、木村です。
お客様から大量に届く応募ハガキを、
「懸賞などの抽選にしか使っていない」
「大きな箱に入れて管理しているだけ」
というご担当者様も多いのではないでしょうか?
懸賞などに応募されたお客様の多くは、
御社の商品・サービスを利用されているか、
興味を持って利用を検討されている方々です。
そうした応募者様からの情報は、
マーケティングや今後の事業展開に役立つ
御社だけの貴重な顧客データとなります。
届いた応募ハガキはそのまま保管するのではなく、
データとして管理し、目的に応じて活用することが大切なのです。
ここでは、応募ハガキをデータ化した際に得られる
顧客データの活用例についてご紹介いたします。
◆データの活用例(住所録など)◆
<その1> オリジナルの住所録が作成できる
前述のように、懸賞などに応募されたお客様は、
御社の商品・サービスに関心を持っている方々です。
応募ハガキをデータ化することで、
「リピーターになる可能性が高い顧客」や
「初回購入の一歩手前の見込み客」に絞った
御社オリジナルの住所録を作成することができます。
一度、応募ハガキから住所録を作っておけば、
以降のデータ入力や更新作業もスムーズです。
また、応募ハガキに記載されている顧客データを
ひとつのリストで管理することで、
「毎月応募していただいている顧客」
「いつもご意見をいただける顧客」など、
そのお客様の特性も把握できるようになります。
<その2> 効率的なDM発送が実現できる
応募ハガキから抽出した顧客データを使用すれば、
DM(ダイレクトメール)の発送も手軽に行えます。
また、同じ人が複数の応募ハガキを送ってきている場合でも、
データ化すれば“重複”を簡単にチェックできるようになるため、
「同じ住所に2通、DMを送ってしまった…」
といったミスを未然に防ぐことが可能です。
<その3> 効果的なキャンペーンが展開できる
直近の懸賞などに応募されたお客様は、
御社の商品・サービスに対する“興味の鮮度”が高く、
販促キャンペーンに最適なターゲットとなります。
例えば、懸賞などに応募された
御社の新商品に興味を持っているお客様に、
タイミングよく「期間限定のキャンペーン」などを告知できれば、
実際の購入につながる可能性が高まるはずです。
その際に大切なのは、応募者の“興味の鮮度”が高いうちに
応募ハガキをデータ化し、キャンペーンの告知に備えること。
「前月の応募ハガキは、翌月の第1週までにデータ化する」
「データ化が終わったタイミングで、キャンペーンを告知する」
などと、ある程度社内フローを決めた上で、
キャンペーンの企画を進めるとより効果的です。
◆応募者の管理・分析にも活用しましょう◆
住所、性別、年齢などが記載されている応募ハガキは、
応募者の傾向をつかむための大切な情報源となります。
毎月、多くのお客様から応募ハガキを集めることで、
御社の商品・サービスが
「どの地域で売れているのか」
「どの年齢層に支持されているか」
などを把握し、その傾向を分析することが可能です。
応募ハガキは、いわば“マーケティングデータの宝庫”。
弊社であれば、応募ハガキに記載されている情報を、
顧客データに変えて集計することが可能です。
まだ応募ハガキをデータ化されていないご担当者様は、
この機会に「応募ハガキ入力」をぜひご検討ください。
<個人情報保護について>
御社の大切な顧客情報をお預かりする関係上、
弊社では「プライバシーマーク」を取得しております。
また、社員全員が「個人情報保護士」の資格を取得するなど、
セキュリティには万全を期しておりますので、
「情報漏えいが心配…」というご担当者様もご安心ください。