「アンケート」って何語?アンケートの取り方をプロの視点から解説!
こんにちは、木村です。
藪から棒ですが、雑学クイズをひとつ。
Q:私たちがよく耳にする「アンケート」は何語でしょうか?
A:正解は「フランス語」。
アンケートはフランス語で「調査」という意味です。
質問項目が記載された調査票を用いて、複数の人に同じ質問をしてデータ収集を行います。
比較的簡単で便利な手法なので、企業のマーケティングや学術的な調査など、さまざまなアンケートが実施されています。
アンケート調査を行うにあたっては、正確なデータを効率よく集めたいものです。
質の高いデータが集まらなければ、せっかくの調査結果を十分に活かすことができません。
本記事ではアンケート調査の精度を上げ、より正しいデータを確実に取得する方法について解説します。
アンケートの取り方のポイント
アンケート調査で正確なデータを得るには、事前に絞り込んだアンケートの目的とターゲットに沿って、きちんと熟考された調査票の作成が大切です。
重要なポイントは以下の3つです。
1.曖昧さを避ける
2.誘導の回避
3.取りこぼしのフォロー
曖昧さを避ける
質問文がどちらとも取れるような曖昧な言い回しだと、そこでつまずいて回答意欲が損なわれたり、あるいは適当に答えたりして正しいデータが得られなくなってしまいます。
たとえば、「あなたは趣味にどのくらいかけますか」というような質問は、「どのくらい」が「時間」なのか「金額」なのか不明です。
回答者が途中で悩まず、どんどん回答していけるように質問文は誤解を生むような曖昧な言い方は避け、誰にでもわかりやすい平易な表現を用いましょう。
誘導の回避
また、一定方向へ誘導するような言い回しがあると、回答者に誤ったイメージを与えたり、バイアスがかかったりしてしまい、正しいデータが得られなくなってしまいます。
たとえば、「○○という商品はどのように役に立ちましたか」という質問は、「○○が役に立つ商品である」という前提に立って回答を一定方向へ誘導していることになります。
幅広く意見を収集することで実態に即した、より正しいデータが得られます。
・回答者の選択肢を限定するような質問になっていないか
・主観を含まない、中立・公正な表現になっているか
常に留意する必要があります。
取りこぼしのフォロー
「AかBか」で単純に答えられるものはそう多くありません。
「AでもBでもない」「その他」といった回答のなかには、さまざまな意見が一緒くたになって埋もれています。
それを取りこぼさず丁寧に抽出できるよう、回答の選択肢はあらゆる可能性を考慮した適度に細分化されたものが望ましいといえます。
あるいは「その他」の項目を選択した場合は、自由記述式で具体的に回答してもらうのも一つの手です。
ただし、「その他」「どちらでもない」といった回答が、あまりにも多くなりすぎると、そのデータは意味を成さなくなってしまいます。
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◆アンケートの集計はプロにおまかせ◆
以上のポイントを押さえ正確なデータを収集したら、それを生かすために集計・分析に取りかかります。
できるだけ迅速に行いたいところですが、日々の業務の合間に膨大なデータ処理を行うことは実際問題なかなか難しいことでしょう。
そういう場合は、アンケート実施後の作業をプロに委ねるのも一つの方法です。
弊社では、アンケートのデータ入力および集計業務を承っております。
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もちろん、セキュリティ対策も万全です。
マーケティング戦略の即戦力となるアンケートを実施される際には、是非こうした選択肢もご検討ください!