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アンケートにおけるレポート作成のコツ

 

こんにちは、森田です。

 

アンケートの集計結果をレポートとして作成する際、

「データをどのように可視化すれば良いのか?」

「集計結果を正確に、わかりやすくまとめるには?」

と悩むことはございませんか?

 

アンケートにおける報告レポートの完成度は、

集計にかかっているといっても過言ではありません。

 

そこで今回は、アンケート結果の効率的な集計方法と、

レポート作成のポイントについてご紹介いたします。

 

 

 

◆アンケート作成時に大切なこと◆

集計しやすいアンケートにするためには、

設問や選択肢の設計に配慮する必要があります。

 

中でも、選択肢の中から回答を1つだけ選ぶ

「単一回答形式」は、有効な方法といえるでしょう。

 

自由回答や複数回答だと、内容が複雑なぶん

集計の難易度が上がってしまいますが、

単一回答であれば、スピーディに

集計作業を進めることができます。

 

自由回答などを取り入れたい場合は、

数が多くなりすぎないように注意しましょう。

 

 

 

◆集計時の3つのポイント◆

続いて、集計結果をレポートにまとめる際の

3つのポイントをご説明します。

 

(1)適切なグラフを選択する

集計したデータの可視化を行う際、

グラフ作成は欠かせません。

 

代表的な集計方法に、

“単純集計”と“クロス集計”があります。

 

単純集計は、すべてのアンケート結果を

回答別に集計する方法、

クロス集計は、性別や出身地など、

属性別に傾向を知るための方法です。

 

用いる集計方法によって、

適切なグラフは異なります。

 

<単純集計のグラフなら…>

・単一回答のアンケート…円グラフ/帯グラフ

・複数選択型項目のアンケート…折れ線グラフ/棒グラフ

 

<クロス集計のグラフなら…>

・単一回答のアンケート…帯グラフ

・複数選択型項目のアンケート…折れ線グラフ/棒グラフ

 

「Microsoft(R) Excel(R)」を使えば、

同じ数値から様々なグラフを簡単に生成できます。

「適切なグラフがわからない…」

という場合は、複数のグラフを表示してみて、

適切なものを選択しましょう。

 

(2)集計結果は、単位ごとに揃える

集計結果のデータを

「パーセンテージのみ」「度数のみ」というように

それぞれの単位ごとにグラフや表を作成しておくことで、

アンケートの集計結果の誤った読み取りを防ぐことができます。

 

例えば、男性と女性に対して、

「あるメーカーの缶コーヒーの購入経験」

を調査すると仮定しましょう。

 

調査後の集計結果を確認する際、

着目するのが度数のみだと、

「男女ともに同等の人気がある」と

判断してしまう恐れがあります。

 

しかし、男女で同じ度数でも、

男女の「母数」に違いがある場合、

 「パーセンテージ」に変えてみることで

母数の少ない方の人気が高いことが読み取れます。

 

このように、

「度数のみ」「パーセンテージのみ」など、

集計結果の単位ごとに揃えて

グラフや表を作成することで、

アンケート結果を多角的に

レポートに反映できるでしょう。

 

(3)「母数としてカウントする回答」を決めておく

アンケート結果を集計する際、集計時の母数を間違えると、

当然、集計結果も間違ったものになってしまいます。

 

例えば、

「ある車を販売するA社が、ターゲット層の男性から

 どの程度の好感度を得ているのか」

を測定する目的で、そのターゲット層となる男性500人に対して

アンケート調査を行うとします。

しかし、中には無効扱いになる回答が

含まれているケースもあるでしょう。

 

その場合、母数の500人から、

無効回答の数を引かなければなりません。

 

信頼できる結果を得るためには、アンケート集計を行う前に、

母数としてカウントする回答を

決めておくことが重要です。

これにより、正確で有効な集計結果が得られるのです。

 

 

 

◆アンケート集計は弊社にお任せ!◆

わかりやすいレポートを作成するには、

アンケートの集計結果を

正確に、有効にデータ化することが大切です。

 

「アンケート結果を正確にデータ化したい…」

「わかりやすいレポートにするために集計結果をまとめたい…」

などお考えの方は、ぜひ弊社にご相談ください。

 

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信頼と実績をもとに、アンケート結果をお客様のご要望に応じて

スピーディにデータ化いたします。

 

アンケート入力・集計についてはこちら

 

※Microsoft Excel、Accessは、

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