DMは、挨拶文が大事です
こんにちは、森田です。
普段DM(ダイレクトメール)を送る際、挨拶文を
しっかり意識していますか?
「出だしの文章なんて適当でいい」と思っていませんか?
DMを「訪問してきたセールスマン」と考えれば、
挨拶文はいわば自己紹介。
いい加減な自己紹介では、
「話を聞いてみよう」とは思わないでしょう。
今回はDMを「読みたい!」と思わせるための、
挨拶文作りのコツをご紹介します。
◆「テンプレート」は厳禁!◆
請求書や資料を郵送する際、送付状を
使いまわしているという方は多いかもしれません。
社内でテンプレートがあれば、「内容物の部分だけ修正する」
というパターンもあるでしょう。
しかし、いつも同じ言いまわしでは、
受け取った方に挨拶文を読んでもらえなくなるおそれがあります。
まず意識するべきなのは、
「DMに記載されているすべての文章が
会社・商品のアピールにつながる」ということ。
挨拶文を少し工夫するだけで、お客様との距離がぐっと縮まります。
<工夫1:季節に合った内容にする>
「蒸し暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか」
「通勤にコートが欠かせない季節になってきました」
など、時節を連想させる言葉を盛り込むことで、お客様と季節感を
共有することができます。
「共通の話題」は、人との距離を縮めるための第一歩です。
<工夫2:時事ネタを盛り込む>
例えば、セキュリティサービスを売り込むのであれば
顧客情報流出事件が多発していることを挙げるなど、
DMの内容に密接に関係した話題を盛り込むことで、
お客様に関心を持ってもらうことができます。
【時事ネタの一例】
観光業…サッカーなど国際的なスポーツイベント
製造業…円高・円安
小売業…原材料の価格の高騰
業種・職種によって適した時事ネタがその時々であるはずです。
◆挨拶文で明確にすべきポイント◆
商品・サービスを売り込むための第一ステップとなる
挨拶文では、お客様との距離感を近づける以外にも
様々な目的があります。
挨拶文は以下に挙げる「目的」を達成するための
文章と考えましょう。
<目的1:メリットがあると思わせる>
お客様がDMを読む目的は、
「メリットを享受したいから」に他なりません。
「安く購入できる」「大量発注可」「手間がかからない」など、
「求めているものがこのDMに書かれている」ということを
アピールしましょう。
<目的2:送付した理由を明らかにする>
特に個人宛ての場合、DMを受け取った方の中には
いきなり送られてきたことに不信感を抱く方もいます。
そこからクレームに発展してしまう可能性も否めません。
「弊社の商品を幅広い方に知っていただくために送付しました」
など、なぜDMを送ったのかを明記することで、
不要なトラブルを避けるとともに、
お客様に安心感を与えることができます。
<目的3:特別感を与える>
DMは誰彼かまわず送るものではなく、
綿密にターゲットを絞ったうえでお届けするものです。
しかし、お客様にとってはたくさん届いたうちの一通にすぎません。
また、会員・非会員で同一のDMを送っていては、
会員のお客様にとって何ら魅力のないものになってしまいます。
そこで、「会員様限定のスペシャル割引!」など、
特別感を演出した挨拶文にすることで、
続きを読んでもらいやすくなります。
その際、「割引適用の際は本案内をレジにお持ちください」
といった内容にすれば、DMの反響率も調べることができます。
◆完成したDMの発送はお任せください◆
挨拶文は、「DMの中身をしっかり読んでもらう」ための
要となる導入文です。
ポイントを押さえた挨拶文を作成することで、
反響率や成約率にも良い影響を与えるでしょう。
DMが完成したら、残るは発送業務ですが、
「宛名ラベルの印刷・貼付」「封入・封緘」「発送手配」など
やるべきことはたくさんあります。
弊社なら、DMの封入から発送手配までワンストップで
対応可能です。
ご希望の作業内容に応じてお得なパックサービスも
ご用意していますので、お気軽にお問い合わせください。