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アンケート調査では5段階評価での設問作成がおすすめ

こんにちは、鈴木です。

皆様はこれまでアンケート調査を行った際、「思ったようなデータを得られなかった…」という経験はありませんか?

回答数は問題ないのにデータの質が悪い」という場合、もしかすると“アンケート調査の聞き方”に問題があるかもしれません。

弊社では質の高いデータを入手するアンケート方法として、5段階評価による設問作成をおすすめしております。

関連記事:アンケート結果の効率的なまとめ方|パワポとワードのメリット・デメリットも解説

アンケート調査を5段階評価にする意義

5段階評価にする意義としては、主に3つ挙げられます。

ニュートラルな意見を拾える

アンケート調査における5段階評価の項目としては、「かなり良い・良い・どちらとも言えない・悪い・かなり悪い」などが挙げられますが、中でも「どちらとも言えない」は、5段階評価を用いる一番の利点ともいえます。

日本人は無難な答えを選びがちなため、「困ったら普通を」と考えがちです。5段階評価のアンケート調査では、こうした「普通の答え」を得られることに意味があります。

質問によっては、「はい」「いいえ」に分けることが難しい場合もあるため、こうしたニュートラルな回答は非常に効果的なのです。

直感的に選ぶことができる

弊社にご相談いただく内容の中に、「詳細に知りたくて7段階評価にしたけど、効果がいまいち」というものがあります。

確かに5段階評価で詳細なデータが得られるのであれば、7段階評価にすればもっと詳細なデータを入手できると思われがちですが、そうとも限りません。

例えば、同じ“良い”という評価でも、「非常に良い」「かなり良い」「良い」と3段階あった場合、自分の思う“良い”は、「非常に」なのか「かなり」なのかで回答者が悩んでしまう可能性もあるでしょう。

その点「かなり良い」「良い」だけであれば、直感的にすぐ回答を決めることができます。アンケート調査では、スピード感も大切なポイントです。

あまり時間をかけず、スピーディに答えられるような設問設定・項目設定が望ましいでしょう。

多様な質問に利用できる

前述の通り、5段階評価のメリットの一つに“多様な質問に対応できる”点が挙げられます。

例えば、「Aという商品が好きですか?」という質問に対し、「はい」「いいえ」だけの2択式では、どちらでもない人の意見を拾うことができず、自由記述式だった場合、一人ひとり異なる回答をカテゴライズするのは困難です。

その点、5つの内から当てはまる選択肢を選べる5段階評価なら、「好きでも嫌いでもない人」の意見を拾え、さらにカテゴライズも簡単です。

感情を量る質問や答えにくい内容の質問などにも活用することで、質の高いデータを入手できます。

関連記事:ブランド戦略でアンケートを効果的に使う方法

5段階評価を用いる際のポイント

これまでご紹介したように、5段階評価は非常に質の高い回答を得ることのできる調査方法ですが、気をつけなければいけない点もあります。

質問の内容は明確にしましょう

いくら詳細なデータを入手できる5段階評価であっても、質問の意図が不明瞭だと、正確に答えることができません

質問を作る際には、誰もが答えやすい内容にしましょう

また、質問が不明確な場合の「どちらとも言えない」という回答は、他に選べる項目がないゆえの“消極的な選択”にすぎませんが、質問が明確な場合の「どちらとも言えない」は、質問を理解した上での“積極的な選択”になります。

このように意味のあるアンケート調査にするために大切なのは、アンケート調査の目的をしっかりと定め、明確で答えやすい質問内容を考えることが大切です。

関連記事:アンケート実施時に必要なサンプル数は?

アンケート集計と入力はプロセス・マネジメントにお任せください

しっかりと質問内容を考え、満足のいくアンケート調査を行えたら、最後にアンケートの集計と入力をしなければいけません。

膨大な数の回答を正確に集計し、ミスなく入力しようと思うと手間も時間もかかってしまいます。

万が一集計結果や入力内容に誤りがあれば、せっかくアンケート調査で得たデータを有効活用できません。

もしもアンケート調査の集計や入力でお困りの際は、顧客満足度90%を誇る弊社にお任せください。

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